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『子狐のハツコイ』

SCENE.1   カカシ ← ナルト


   第一部の頃。
   ナルトSIDE。

   明るい(・・・軽い?)感じ。













『俺の仲間は、殺させやしな~いよ!』

波の国、再不斬との戦いにおいて放たれた、カカシのセリフ。
危機的状況であるにもかかわらず、にっこりと笑って言った人。

多分、その時、恋の落ちたのだ・・・



任務を終えて里に戻り、ナルトが決心した事は。
カカシに、「好き」を伝えることだった。


里の奴らに自分の存在を認めさせてやる!という一心で頑張っているけれど。
基本的に、ナルトはまだ、「大人」を信用していなかった。
大人の言葉を鵜呑みにして行動する「子ども」も同じこと。

イルカ先生はトクベツ。サクラちゃんもトクベツ。
サスケだって・・・認めたくはないが、トクベツだ。

ナルトは、ちょっと考えてみる。
三代目に木の葉丸、紅先生にアスマ先生。
シカマル、チョウジ、キバにシノ。
ヒナタもあまり言葉は交わさなくても、自分を受け入れてくれてるのは解る。
いのだって口が悪いサスケバカだけど、なんだかんだかまってくれるし。
いつの間にか、両手いっぱいの好きな人が出来ていた。


そんな中で、カカシだけがちょっと違う。
よく解らないが、少しイジワルな気がしてた。

修行見て!ってお願いしても、また今~度!って見てくれないし。
イルカ先生みたいに、ラーメン奢ってくれたりしないし。
アスマ先生や紅先生だって、時々、差し入れくれるのに。

カカシ先生が持って来てくれるのは、大嫌いな野菜の山。
それってば、嫌がらせ?

それに、なんだか嫌味なことばっかり言われてる気がする。
・・・サスケやサクラちゃんは、「セイロン」だっていうけど・・・。
「セイロン」なんか、欲しくない時だってあるのだ。


いかがわしい本を自分達の前でも堂々と読んでいる、第一印象「胡散臭い」人。
普段はその垂れ気味な目を、ぼんやり眠そうにしてるけど、
戦いになると鋭く、きつい光を放つ。

やっぱり、本当にすごい人だったんだと、再確認して。
ちゃんと、いざという時、自分達を守ってくれてると知って。
そしたら、胸がぎゅっとなった。

他の好きな人たちには、そんな事ならない。
思い浮かべると、心がほくほく暖かくなる感じ。
優しい気持ちになれるのに・・・。


どこまでいっても、カカシだけがちょっと違う。
思い浮かべても、ちっとも優しい気持ちになんてなれない。
むしろ、息苦しくなってくる。


任務の時も、傍にいると苦しくなって。
傍にいないと、やっぱり苦しくなってしまうのだ。
イガイガ虫を、飲み込んでしまったみたいな感じ。
カカシにだけ反応するそいつが、ずっと胸の中に居座ったまま。

修行している間は、集中しているから忘れられるけど。
カカシがいる任務の時は、イガイガ虫が活動する時間。
夜も、そいつの活動時間。
いつまでも暴れるから、最近よく眠れない。



とりあえず、カカシに伝えてしまいたかった。

言葉にして吐き出してしまえば、このイガイガ虫も、
一緒に出て行ってくれるのではないか?なんて。
そんな「イイコト」、思いついたのだ。

「俺ってば、頭いい~!」
思いっきり、自画自賛。
なんだか久々に、気分爽快である。



そう、明日こそ。
このイガイガ虫と、おさらばする日。


                   ~NEXT~


     ・・・「イガイガ虫」ってなんだろう・・・?
     そんな理由で告白って、何でだろう(汗)?
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2009年06月23日 | 『子狐のハツコイ』 | こめんと 0件 | とっぷ

こめんと

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